ISSUE 75 |
fay / dungarees shirt , ruffle skirt & hooded coat eleventy / vest with side zip
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今シーズンは、いつの間にか、 FAYが入荷して、 予想外に、人気です。 予想どおりと言った方が良いね。。。
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fay / dungarees shirt cotton 100% 48,000 yen. (+tax)
ダンガリー素材のウェスタンシャツ、 今期のフェイはアメリカンヘリテイジがエッセンス。
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ウォッシュして縦落ちしたフェード感が、 なんとも、直球で好みです。 ステッチワークや、ミラースナップボタンも、 しっかりヘリテイジワークを基本に。
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fay / ruffle skirt 62% wool 38% cotton 92,000 yen. (+tax)
今では珍しくなった ウールデニム素材を使った 16枚ハギのパネルプリーツ。
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ボリューミーな生地ですから、 裾ヘムは取らず、ロックで仕上げて、 裾の軽さを出します。 そして、16本のダーツを、 プリーツの表情が単調に膨れ上がらないように、 長さのピッチを換えています。 細部への注力、 やはり。。。ただ者ではないね。
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同ブランドでは、 Vネックカシミアをセットアップの所、 イレウ゛ンティーの サイドジップベストを合わせてみます。
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サイドに走る、胸元の切り替えが境界線。 後ろ身は湾曲して、 アームホールを作り、裾で前身と平行、 一方、上方向は反転して襟に逃がす。 ニッティングは、やはりロジックな思考が必要。 美しい流れです。
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eleventy / vest with side zip 90% wool 10% cashmere 59,000 yen. (+tax)
様々なバランスのボトムに合わせられ、 今期、大人気でした。
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イギリスゴム編みのローゲージ、 暖かく、そして、驚く程軽く作られています。 スリット代わりのジップも、 嬉しい配慮。 クローズドでスキニーなボトム、 オープンでボリューミーなボトムを選べます。
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fay / hooded coat 50% cotton 50% wool lining 100% polyester 175,000 yen. (+tax)
フェイはアウターに特化してると言われるように、 アウターが春夏も含めて、毎シーズン充実しています。
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こちらのフーディッドコート、 一見、何気ないトラッドな印象のアウターですが、 その軽さと、袖通りの良さ、 非常にコンパクトなボリュームに仕上げています。 コーディネートに溶け込むと、 トラッドではくくれない、 また新たな要素を発見します。
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ダウン風ベストのライナー、 実は、見えてる所だけしかありません。 部分的なパーツとしてフィックスされています。 そして中わたはポリ100です。 この狭い場所にワザワザ、 ダウンを使って、プライスを上げるよりは、 ポリにする方が賢いですね。
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ダウンのライナーをスクールっぽく 重ね着しているような、シルエットを提案しつつ、 膨れ上がるシルエットを嫌い、 コンパクトで美しいウールコートを表現する。 相反する要素の葛藤のなかで、 理想的なカタチを選んだフェイ。
トグルはシンプルなメタルとレザー。 フェイのトレードマーク、 ファイヤーマンホックは使っていません。
しかし、霜降りのボディーは、 粉雪のついた黒のコートの様で、綺麗だなー。
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ばっちりな防寒ダウンも良いですが、 邪魔になる。。。暑過ぎる。。。動きづらい。。。 なんて意見を聞くと、 こういう丁度良い暖かさになれるコートは 本当に重宝します。 何より軽くてコンパクト。
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後ろ身のラインも綺麗。 フードのボリュームもアップデートされて、 さばきやすい丈感もなかなかです。
さてさて、 フェイと言えば、 アキラーノさんとリモンディさんのデュオが 只今コレクションを作っています。 そして、 TODS社の1セクションとして 運営されています。
資本力には事欠かないトッズ社。 FAYならば、 TODSの重たい看板を背負わなくても、 ある程度自由な雰囲気。 デザイナーは、ココぞとばかり、 羽を伸ばして楽しむ! ということは、 楽しい服が見れる!
当分、期待できますね!
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